園の概要
| 園名 | 市川学園キッズフォレスト |
|---|---|
| 設置者 | 学校法人市川学園理事長 古賀 正一 |
| 種類 | 市川市認可 小規模保育事業所 |
| 施設長 | 石塚 敦子 |
| 所在地 | 272-0823 市川市東菅野4-1-1 |
| 電話 | 047-339-1531 ※開園前は市川学園第2幼稚園へお電話ください。 |
| 対象年齢 | 3号認定 1歳児(9名)、2歳児(10名) |
| 保育教育時間 | 月~金(祝日を除く) |
| 標準時間保育 | 7:30~18:30 |
| 短時間保育 | 9:00~17:00 |
| 職員構成 | 施設長、主任保育教諭、保育教諭、看護師、事務員、用務員 |
| 給食 | 自園調理 月~金(休園日を除く) |
| 連携施設 | 市川学園キッズフォレスト卒園後は、市川学園第2幼稚園で引き続き保育を受けられます。 |
| あゆみ | 市川学園市川中学校・高等学校創設者 古賀米吉先生の教育方針をもとに、昭和39年4月に創立された市川学園第2幼稚園の連携施設として、令和8年4月1日に開園します。 |
保育理念
市川学園教育理念「よくみれば精神」
幼児期は、人間形成の土台を育む大切な時期です。
この時期のこどもたちは、まるで小さな苗のよう。
苗の育て方次第で、その後の成長は大きく変わっていきます。
俳聖・松尾芭蕉は
「よくみれば 薺(なずな)花さく 垣根かな」
という句を残しています。
一見、何の変哲もない垣根の根元に、
人目につかないほど小さな花が、よく見ると美しく咲いている。
そんな感性が、私たちの保育の原点です。
こどもたち一人ひとりをよく見れば、
それぞれに違った魅力や個性があることに気づきます。
似ているようで、誰もが違う。
その「かけがえのないよさ」を見つけ、伸ばしていくことこそ、
その子の幸せにつながると私たちは信じています。
市川学園キッズフォレストでは、
「よくみれば」のまなざしで、一人ひとりの違いや個性を尊重し、
その子自身が選び、感じ、育っていく過程に寄り添います。


施設長挨拶
『こどもは社会で育てるものだからね』
この言葉は1歳にも満たない幼い我が子と外出した際、偶然居合わせた方にかけてもらったものです。
それは乗客もまばらな日中の電車内でのことでした。
こどもを向かい合わせで抱っこして椅子に座ると、次の駅で乗車してきた高齢の男性が隣に腰掛けました。
その時、本を開いて読書を始めたその方に娘が手を伸ばしたので、私は咄嗟に娘の手を引っ込めて「すみません」と謝りました。
明らかに焦っていた私に、その方は「いいんだよ」と言うと、その後電車を降りるまで娘の遊び相手をしてくれたのです。
短い手を精一杯伸ばして、その方の文庫本をぽんぽん叩いて楽しむ娘に「たのしいね」「かわいいね」とお話しながら、私の育児不安などにも耳を傾けてくれました。
当時の私は初めての育児に、我が子を愛おしく思う気持ちを上回るくらい責任の重さを感じていて、特に外出した時には周りに迷惑をかけてはならないと強い緊張感を持っていました。
そんな気持ちをこぼす私にその方は
『大丈夫だよ。そんなに一人で頑張らなくていいよ。こどもは社会で育てるものだからね。』
と言ってくれたのです。
この言葉は、我が子たちが成長した今も胸に残り、私に力をくれています。
我が子に手がかからなくなってきた今、今度は私が社会側となってみなさんを支えたいのです。
電車で出会ったあの方へ直接恩返しはできませんが、“恩送り”という言葉があると聞きます。
どうぞ、私の恩送りの受け手になってくれませんか。
子育て真っ只中のみなさん。みなさんは決して一人じゃないですよ。
市川学園キッズフォレストにはみなさんのお母さんや友人、姉妹のような幅広い年齢の先生たちがいます。
みんなで大家族のように、笑いあって、助け合って、喜びあって。
そこには時々涙の日があるかもしれませんけれど、
こんな毎日を過ごしながらお子さんの成長を私たちと一緒に見守っていきませんか。
施設長 石塚 敦子
地域との連携
「こんにちは」「ようこそ」があふれる園
地域の方との自然な交流や、0歳児親子広場の開催を計画しています。
詳細は当ホームページや園の掲示板などでお知らせいたします。
ぜひお気軽にご参加ください。
